採用の文化を変える、リファレンスチェックサービス「back check(バックチェック)」の評判、料金、質問内容まで徹底解説
履歴書や職務経歴書に加え、1時間程度の面接で採用後も納得のいく人材採用がなかなか出来ていないということはないだろうか。人材採用する際のミスジャッジ、あるいは機会損失を防ぐために作られたサービスback checkがある。
今回は上記に当てはまる方を対象に、今回はこれまでの日本の採用文化が変わるような、転職市場における「信頼の積立と実績の繰越し」ができる世の中を作るためのサービス提供しているback checkの具体的な内容や特徴をみていきたい。
目次
back check(バックチェック)とは?
back checkは、書類選考や数回の面接だけでは分からない採用候補者の経歴や実績、更には職場での働きぶりなどの定性的な情報まで、候補者の上司や同僚など一緒に働いた経験のある第三者から取得することができる、リファレンスチェックサービス。
採用予定の職種やポジションに合わせて数十問の質問を自動生成し、オンラインで完結するリファレンスチェックを実施し、一緒に働いてみないとわからない「候補者の働く姿」が見えるようになる。
現在、リリースから約1年が経ち、導入企業社数は556社で2.5倍、リファレンス回答者数は9,573名、直近3ヶ月間の利用継続率は99%超とスタートアップから大手企業まで、採用人数やポジションに関わらず、幅広い企業が導入している。
ユーザー層
ユーザー層としては以下に該当する方である。
・経営者
・人事担当者
特徴
参照元:back check公式HP
オンライン完結の手軽さ・低コスト
通常リファレンスチェックは電話でおこなわれるものが主流だが、back checkは候補者への依頼からレポート作成までオンライン完結で手軽におこなえるため、従来の1/5〜1/10以下の低コストで実施が可能。
情報の量と質
サービスのコアであり、1番重要な特徴である、一緒に働いてみないとわからない候補者の真の情報が得られる。日々の業務への取り組み方や、在籍期間中の成果など、一緒に働いていた同僚や上司だから分かる情報を、数十問の質問を通して詳細にレポート。
短期間で高い回答率を実現
平均3日、リファレンス1件ごとの平均回答文字数約1,200文字で90%以上の回答率でリファレンスチェックを実施することが可能。回答期限は採用企業側で設定することが可能で、PCやスマートフォンから場所、時間を選ばず回答でき、更に最適化されたリマインドにより早く確実にリファレンスチェックを実施。
メリット
費用
これまでのリファレンスチェックのサービスは1件いくらという料金形態だったが、back checkは日本初の月額定額制を採用している。
※具体的な金額は公表されていない
利用までの流れ
質問内容(レポートサンプル)
導入実績
口コミ・評判
ネガティブ
ちゃんとした会社は採用時に求職者の了解を得てバックチェックする。弱点がある人はチェックしない会社を選んで応募すると思うけど。ちゃんとしてない会社は了解を得ずに勝手にバックチェックする。それがとても困るよ。だって、内緒の転職活動が現職場にバレちゃうから。最近も大阪で聞きましたよ。twitter – @nurseproject_k
前職場の人間の評価を聞き採用を考えるバックチェックってサービス怖い。前会社の居心地が悪かった、人間関係が酷かった、残業や休日出勤への心身の耐久性が足りなかったとかで転職した人間はどうするんだろう。ひどい言い方され、不採用になり元の会社に戻らせる事例とか起こったら震えるtwitter – @1hapinapi0
ポジティブ
根拠はないが35歳近辺より上の方をmanager候補で採用するときは
・backcheck (バックチェック) 必須
・書類と2回の面接
・加えて就業前の課題 および バーチャルワーク
・アウトプットは役員にプレゼン
の全てを義務化にしている。
それでも一定のミスマッチは出るが激減した。
twitter – @KBM_2020
拡大中のROXX 、バックチェック事業成長中!うちもバックチェックを採用面接でやって貰いましたが面接が一回いらなくなるすごいサービスです。twitter – @kinoshitay
大企業は全ての採用にバックチェックした方が良いし、ベンチャーでも役員クラスの採用にはバックチェックしたほうが良い。解雇コストの重い日本では特に。
twitter – @rockon_cpa
所感
ヘッドハンティングに対する考え方や新卒の一括採用の仕組みなど、日本の採用市場は他の国と比べて変わっている部分が多くある。その中で、これまで日本の採用文化としてはなかったリファレンスチェックという仕組みを作ったことに意義があると感じた。
口コミなども見ていると、当たり前ではあると思うが、基本的に企業側は採用の際して様々な労力やコスト、その後のリスクを追っているため、このようなリファレンスチェックは行いたいと感じる。
一方で求職者側は様々な事情で、リファレンスチェックをされたくないケースもあると思うので、それによる機会損失の可能性もあるが、それを踏まえた上で利用できれば良いサービスではないかと感じた。
運営会社
企業名:株式会社ROXX
代表者:中嶋 汰朗
設立年数:2013年11月
資本金:1,819,897,484円
企業URL:https://roxx.co.jp/