労働組合法人が運営する「退職代行ガーディアン」のサービス内容、流れ、料金、口コミ・評判などを解説

退職代行ガーディアン

「ブラック企業」という言葉が当たり前のこの世の中で、勤め先で「長時間労働」「給料未払い」「人格否定」のような〇〇ハラスメントに苦しむ人々はそう少なくないのではないだろうか。人手不足が叫ばれるこの御時世、企業も働き手を確保するためにオーバートークな企業PRを行い、入社後のギャップに苦しんでいる方々もいるだろう。

・今すぐ会社を辞めたいが会社や上司から引き止められる
・仕事が本当に辛い、体や心の調子が悪い
・明日から出社したくない、会社と連絡さえも取りたくない

そこで今回は、退職のハードルを下げ、新たな人生のステップを支援するためのサービス提供をしている、退職ガーディアンの具体的な内容や特徴を見ていきたい。

退職ガーディアンとは

退職検討者には必ず直面するであろう、上司・会社に伝えにくいという会社への連絡は全てガーディアンが代行する。つまり当人からの会社や上長への連絡が不要になる。

退職届の提出、貸与品の返却も郵送対応で問題なく、またガーディアンでは代理人として企業側との交渉まで可能であり、辞められなかったというケースは過去に一度もないという信頼できる実績がある。現在リリース(2020年2月3日)から約1年が経ち、まだ実績は多くはないが、今後利用者数の増加が期待されるサービスだろう。

ユーザー層

今の会社を退職しようとお考えの方

特徴

運営母体

労働組合である東京労働経済組合がサービスの運営元であり、退職代行を行います。退職代行会社の中には、偽装労働組合といった違法な組織が存在しており代理交渉自体が違法行為として問題視されるケースがあるようだ。運営元が信頼できる組織であり、確実に法的に退職できることは退職代行ガーディアンの特筆すべき特徴だ。

交渉範囲

「給与の支払い」「有給取得」「退職金」など条件交渉まで、ガーディアンは対応可能だ。実は一般企業が運営する退職代行会社はこの条件交渉まで対応不可能なのである。それは、法律上でルールが定められており、弁護士と労働組合以外は企業との条件交渉の代行をしてはならないのだ。

したがって、一般企業運営の退職代行会社に依頼した場合、弁護士を間接的に雇うことになるため余計な費用がかかる。運営母体が労働組合だからこそなせる所業であり、非常にコストパフォーマンスが良い退職代行サービスだと言える。

サービス利用の手軽さ・低コスト

面談は不要で、相談から退職まで全てスマホで完結。LINE/電話で退職相談も随時可能となっている。

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費用

正社員・アルバイト・パートに関わらず、一律29,800円。

利用までの流れ

クレジットカードか銀行振込でお支払い可能。組合員期間は、電話・LINEにて回数無制限で対応。

LINEで相談する

口コミ・評判

先月、退職代行ガーディアン使って仕事辞めました。手続きの流れとか、画面載せて解説してます。仕事辞めたい人、退職代行使うか迷ってる人、ガーディアン、良かったので参考にしてください。Twitter – @h_maimai0427

退職代行サービス「退職代行ガーディアン」を使って、実際に退職した際の体験談です!迷ってる人、参考にどうぞ!Twitter – @hayate_web

退職代行サービスは誰によって運営されているかに注意しましょう!運営者が「退職代行業者」の場合、交渉はできません!交渉をしてもらう場合は運営が労働組合か弁護士が必要です!その場合はSARABAかガーディアンがおすすめです!Twitter – @Rankuoukoku

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所感

労働組合が運営母体であることを強みとして、企業との退職交渉・条件交渉まで対応できることに魅力を感じた。雇用関係において、弱い立場である働き手にとっては心強いサービスなのではないだろうか。ただ、サービス展開からまだ十分な年月が経過していないこともあり、実績数や情報公開性の観点ではまだまだこれからという感じだ。

退職をする際にどうしても自身だけでは心許ない、あるいはこれまでの関係性上なかなか退職をスムーズに進められない、という方であれば退職ガーディアンのような退職代行サービスを検討してみてもいいかもしれない。

運営会社

組織名:東京労働経済組合(略称:TRK)
代表者:長谷川 義人
設立年数:1999年9月
資本金:-
企業URL:https://taisyokudaiko.jp/