スマホ証券サービス「PayPay証券(旧OneTap BUY)」の口座開設から入金までの流れ、手数料、評判・口コミなどを徹底解説

コロナをきっかけに多くの方が投資に関心をもっているのは直近の大手ネット証券会社の口座開設数の伸びからもご存知の通りだろう。ただ通常の投資は少なくとも数万円、個別銘柄への投資となれば数十万、数百万が必要になるケースもあるが、初心者にはなかなかハードルが高い。

・投資には興味があるけど、まずは低リスクで始めたい
・お金を積極的に増やすということには興味がないが、各企業の決算などはビジネスパーソンとして関心がある
・本格的に株を始める前に、まずは気軽に仕組みなどを学びたい

そこで今回は、上記のような投資初心者向けに、手軽にスマホで投資が学べるようなサービスである「PayPay証券(旧OneTap BUY)」の具体的な内容や特徴を私自身の経験を踏まえてお伝えしていきたい。

私個人としては、米国企業を含めたグローバルな視点で各企業の特徴や成長率などに興味を持つことで、世の中のビジネスの流れを自然に掴めるような取り組みができればという思いで始めたのがきっかけだった。
 

PayPay証券(旧ワンタップバイ)とは

PayPay証券は、誰もが気軽に簡単に投資ができる環境を整えることで、資産運用をより身近に感じてほしいという思いから、前身となるOne Tap BUY(ワンタップバイ)が2016年6月にリリースされた。

実際に日本では個人の株式投資へのハードルが高く、人口の約8割が投資未経験者と言われている。そこで初心者でも気軽に投資ができるよう、スマホから3タップで日本株・米国株銘柄を最小投資金額1000円から売買可能した。

時期によっても異なるが、比較的キャンペーンなどを多く行っている印象のため、まずは公式HPを一度確認してみてほしい。

公式HPをみてみる

動画紹介

特徴

PayPay証券の特徴は以下の3つがある。

未経験でも3ステップでカンタン

先述した通り、元々のコンセプトも投資未経験者により投資を身近に感じてもらうためのサービスであるが、実際にPayPay証券利用者の約6割が未経験者であり、初心者でも安心して株式投資を始められる仕組みになっている。

24時間いつでも取引可能

通常、東証で株式市場が開いているのは平日の9時〜11時30分、12時30分〜15時までの計5時間だが、PayPay証券の場合は朝の通勤中、仕事の休憩中、夜寝る前に、米国株取引なら24時間取引が可能だ。

※株式市場が休場の時間又は売買状況により、一時的に株式が売切れてお買付けできない・買取り枠の上限に達して売却できない場合がある。

日本初のスマホ証券で手軽

これまでは証券会社の窓口での手続きや電話でのやりとりが中心だった世界から、PCはもちろん今や1人一台はもっているであろうスマホで簡単に投資が可能になった。

これまで初心者が売り買いするのにも仕組みはもとより、実際の操作画面も非常にわかりづらかった印象だが、PayPay証券の場合はインターフェースから初心者でもわかりやすい設計になっている。

手数料

かかる費用(手数料)については以下の通りで、主に米国株かどうか、時間外かどうかで変わってくる。

国外上場有価証券

① 下記時間帯におけるスプレッドは、「基準価格」に0.5%を乗じた価格とします。
・現地時間  9:30 ~ 16:00
※日本時間 23:30 ~ 6:00 (夏時間:22:30 ~ 5:00)

② ①以外の時間帯におけるスプレッドは、「基準価格」に0.7%を乗じた価格とします。

国内上場有価証券

① 下記時間帯におけるスプレッドは、「基準価格」に0.5%を乗じた価格とします。
・東京証券取引所の立会時間内:基準価格の0.5%
・午前立会(前場)は午前9時から午前11時30分まで、午後立会(後場)は午後0時30分から午後3時

② ①以外の時間帯におけるスプレッドは、「基準価格」に1.0%を乗じた価格とします。

時間外だと多少高いと思われるかもしれないが、通常時間帯での取引であればそこまで高くはない相場である。
 

口座開設(利用)までの流れ

    • STEP1
    • 申し込みフォーム入力
      同社公式ページより簡単30秒でフォーム入力を行う。
    • STEP2
    • 本人確認書類アップロード
      口座開設には本人確認が必要になるため、マイナンバー、身分証明書を用意しアップロードを行う。
    • STEP3
    • 届いたID・PASSでアプリにログイン
      届いた自身のID・PASSでダウンロードしたPayPay証券のアプリにログインする。

口座開設には、郵送で本人確認書類なども必要なため、多少の時間は要するが、1週間程度で開設は可能だと思うため、そこまで遅いわけではないだろう。

また、一部タイミングによってはキャンペーンなどもしているので、一度確認してみると良いだろう。

公式HPをみてみる

口コミ・評判

口コミに関しては、全体的に、大きく儲かるというような内容はほとんどなく、やはり「初心者」に「ハードル低く」、「投資を学びながら」、実際に身近に聞くようなAmazonやAppleなどの米国株などに気軽に投資ができるという内容が多い印象だ。

資金少なく始める、初挑戦なら #ワンタップバイ はおすすめですね。使いやすいですし、難しいこと考えなくてもできる点は特に。「#OneTapBUYで投資してます」って人がツイッターにそこそこいるのでフォローして勉強しながら投資するというのが一番良いかなと思います。みんな教えてくれますしTwitter – @EveryZuikaku

#米国株投資 を始めたい人にはPayPay証券の日米株(元 OneTapBuy)がおすすめ。理由は
•千円から投資が出来る
•Amazon、zoom等の最先端企業にも投資出来る
•保有銘柄が円グラフになっていて視覚的に分かりやすい
•数タップで購入出来る手軽さ
米国株に興味を持つきっかけとして現時点では最強Twitter – @Ejob_neko

@OneTapBUY 運用中。株を始めるためのハードル、
・まとまった資金が必要
・口座開設がめんどくさい
・具体的なやり方が分からない
などなど、One Tap BUYは株を始めるためのハードルが全てガクッと下がった良いサービス。このアプリを始めてみて株の知識がすごく深まった。ホントにおすすめ!Twitter – @fp244_techo

他社比較

以下、スマホ証券サービスの特徴を、一般的な店舗型証券、ネット証券の特徴と比較した表でさらに次の表が、現在代表的な5つのスマホ証券サービスを比較した表である。

ご覧の通り圧倒的にスマホ証券サービスの取引手数料が低く、少額からの投資が可能となっている。まずは個別投資というものがどのようなものなのかを実際に体験できるという意味では、このような形でまずは小さく始めのが良いだろう。

 

 

所感

今回、比較的新しい投資運用サービスとして昨今人気を集めているスマホ証券を取り上げたが、個人的にはあくまでも資産形成の手段というよりも「投資」という入り口としての体験やそれを通じた企業決算、ビジネスの流れなどの関心をもつことが重要だと感じている。

また、大きなリスクを追うのでなければ通常は個別銘柄への投資よりは投資信託での運用が王道だと思うが、その場合資産形成の時間軸としてはあくまでの数年、数十年の長期スパンであるが、今回ご紹介したPayPay証券はじめとした個別銘柄へ投資は個人的には短期スパンでの利益を求めての取り組みを行うイメージである。

その際、個人的には楽天証券SBI証券が圧倒的におすすめである。また、資産形成はしたいが投資自体が煩わしく時間を取られたくないという方には、これまた人気を集めているロボアドバイザー領域トップのウェルスナビ(WealthNavi)がおすすめである。

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運営会社

企業名:PayPay証券株式会社
代表者:内山 昌秋
設立年数:2013年10月
資本金:87億2452万円
企業URL:https://www.paypay-sec.co.jp/

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