自分で会社を設立するまでの流れ(後半):定款作成、印鑑証明、出資金の払込、登記書類、設立日決めなどを解説

会社設立の流れ・体験談

前回の会社設立(前半)の内容で、会社名、所在地、登録免許税の部分までお伝えした。今回は引き続き、設立の後半部分にあたる定款の作成部分から、法務局に登記書類を提出するまでの内容についてまさにアクション順ごとにお伝えしていきたい。

ちなみに、それ以前の段階の内容を知りたいという方に関しては、以下前回記事を共有しておくので一度目を通していただきたい。

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今回も前回同様に、マネーフォワードクラウド会社設立の利用イメージを踏まえながら、一通りどのようなことがことが必要でそのためにはどのような準備をすれば良いのかを今すぐに行動に移せるような形で内容をまとめたので、参考になれば幸いだ。

定款作成


まず、ここにある「事業目的」という部分が、定款作成に関わるほぼすべてと言っても良いくらいに、後の項目についてはどの定款においても変わりがなく、基本的にマネーフォワードなどのサービスを利用すればフォーマットが用意されているため、何かを記入することなく出来上がる。

この事業目的に記載する内容に、個人的にはかなり時間を要した。というのも、いくつか目先で行う予定としていた事業がいくつかあり、それにあたってそれらの事業、サービスがどのような事業名称で定款に記載すればいいのかという確認ができなかったためだ。

基本的に一般的な事業については、ネットで検索すれば参考となる記載例が多く転がっているので、それらを参考に進めれば問題ないだろう。またより細かく確認が必要になる事業としては、何かしらの許認可が必要な事業と言われている。

理由としては、実際に許認可を取得する際に定款に記載されている事業目的の内容が、正しい文言になっているかどうかが問われるため、ということのようだ。

ひとまず、マネーフォワードで紹介されている記事を共有しておくので、参考にしてみてほしい。

印鑑証明


定款作成を進めるのと並行して準備をする必要があるのが、印鑑購入及び印鑑証明書の取得である。定款認証を行う過程で、代表者個人の実印と会社の実印が必要になる。

はんこについてはもちろん実店舗でも購入は可能だが、今では当たり前のようにネットでの販売も行なっており、スピード感含めて個人的にはネットでの購入をおすすめする。私ははんこプレミアムのサイトで購入し、商品の品質も良く2日〜3日では届いたのでかなり満足した。

はんこが到着次第、自分が住んでいる対象の役所に行き、個人の印鑑登録を行う。その後、その印鑑証明と身分証明書をマネーフォワードのサイト上にアップすれば、マネーフォワードが提携している行政書士の方がある程度中身を精査し、簡単に公証役場の方と話し合い、受け取り日程の調整をしてくれる。

公証役場での定款の受取

出来上がった定款を、最寄りの公証役場で受け取りに行く必要がある。その際の準備物、持参物があるので、以下内容を確認して事前に購入が必要なものに関しては早めに購入しておくことをおすすめする。

特に、CDーRについては、手元にある方も少ないのではないかと思うが、100均にも売っていたりするので、探していただきたい。

出資金の払込

定款を受け取った後にすべきこととして、出資金の払込(入金)がある。これは、発起人1人の個人口座に、発起人それぞれの名義の口座から出資金を入金するというものだ。

1人で設立をされる場合には、自分個人の口座から個人へ、出資金の額を引き出してそのまま振り込む必要がある。その記録を以下のような形で通帳、あるいはウェブサイトの情報をプリントアウトして、後の登記書類をまとめる際に貼り付ける形で利用する。

登記書類の作成

出資金の払込を証明する書面が手元に準備できれば、あとは以下の項目の必要書類をこれまたマネーフォワードのサイトからダウンロードして、個人の実印、会社の実印を押す工程があるので、説明の通りに進めれば問題なく書類の作成は完了する。

・設立登記申請書
・収入印紙貼付台紙
・発起人の決定書
・就任承諾書(代表取締役、取締役、監査役)
・払い込みがあったことを証する書面
・印鑑届書
・別紙

以上、ここまでが法務局に行くまでに準備する内容だ。個人的には、会社設立後の経理会計などの煩雑な業務のクラウド対応のことも考えて、設立段階からマネーフォワードを利用することをおすすめするので、一度覗いてみて欲しい。

その他

ここでは、その他直接設立には関係ない部分で、並行して進めていた内容を少しだけ共有しておきたい。
法人を設立するとなると、多くの場合自社のHPが必要になると思うが、例に漏れず私も自社のHPを並行して作成しようと思い、王道のワードプレスとエックスサーバーXserverドメインですべてを完結させた。

レンタルサーバーもいくつか種類はあるが、周辺の声も参考に個人的にはエックスサーバー一択だと感じている。

その他、名刺作成や03番号の取得準備など、細かい部分だが色々と事前に準備しておいけるとスムーズに事業のスタートができると思うので、時間がある場合にはそれらの準備を並行して行えると良いだろう。